高校生のための家庭教師は、授業の予習・復習もさることながら、大学受験を目標にしているのがほとんどでしょう。大学受験の場合、学部の選択が大きなポイントとなります。
理系・文系を1年生の時から分けている高校もありますが、まずは、1年間様子を見て、2年生に上がるときに決定するのが一般的なようです。目標とする大学ですが、自分で既に選んである場合でなければ、偏差値が大きな目安となるでしょう。1年生の間はこの偏差値を上げることに重点を置いた学習を行うことです。2年生以降は目標大学の受験科目に絞って力を入れるとよいでしょう。
大学受験のための家庭教師は誰でも良いというわけには行きません。目標大学以上のレベルを持っていることが最低条件です。しかしながら、大学名のみならず学部も参考にせねばなりません。例えば、家庭教師の出身大学の偏差値が、自分の目指す大学より下だとしても、医学部などであれば十分指導できる知識を持ち合わせている場合があります。
家庭教師を効果的に利用する方法(高校生)
- 目標学部を早めに決定する(理系・文系など)
- 学びたい教科に関して十分な知識を持った家庭教師を選ぶ
- 的を絞った授業を受けられるよう、最初にスケジュールを立てる
また、意に反して浪人することになった場合、同じ家庭教師を利用するべきか悩むところです。これは一長一短と言えます。生徒の弱点を既に熟知している家庭教師を引き続き利用することで、受験の失敗を見直し、すぐさま強化するスケジュールを組むことが可能になります。反対に、全く新しい家庭教師を雇うことでリフレッシュ効果も期待できます。新たな視点から、今まで見落としていた欠点が見つかることも考えられます。いずれにせよ、来年度の受験まで良いチームワークを組める家庭教師を見つけたいものです。
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