塾や予備校に通っているのに家庭教師をつけるの?と思われる方もいるかもしれません。しかし、塾や予備校の授業の予習、復習に家庭教師を利用することも有効なことなのです。塾でハイレベルかつ計画的なカリキュラムを習得し、そのフォローを家庭教師にしてもらうわけです。家庭教師ではきめ細やかな指導が受けられますし、塾に通うことで、他の生徒と張り合う環境を持つことができます。
また、塾では模試なども定期的に行われますので、学力の向上を容易に知ることが可能です。家庭教師と塾を賢く利用することで、相乗効果による学力アップが期待できます。
より効果的なサポートを得るために、家庭教師には最初に塾に通っていることを明らかにしておきましょう。使用しているテキストなどがある場合は、家庭教師にもコピーなどして渡しておくとよいでしょう。また、お互いの利点を最大限に活用するために、それぞれを比較することは避けるのが無難です。『家庭教師がこう言った』、『塾ではこう習った』などはそれぞれの教師を不快にさせるだけですので慎むようにしましょう。しかしながら、家庭教師と塾の講師の教え方があまりに食い違う場合は考慮する必要があります。どちらの意見を優先すべきか分からず、子どもは混乱するばかりです。その場合はどちらかに絞った方がよいでしょう。
また、子どもにしてみれば、かなりの時間を拘束されることになります。それが原因で体調をくずしたり、ストレスを引き起こしては逆効果です。塾のサポートとして家庭教師を雇う場合は、無理のないスケジュール調整をするように気をつけましょう。
塾と家庭教師利用を併用する際の注意事項
- 1.家庭教師に塾のサポートをして欲しいと最初に告げる
- 2.無理なスケジュールは組まない
- 3.塾と家庭教師の比較はしない
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