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美術の家庭教師を雇う目的は、絵の上達または美術系大学受験のためということになるでしょう。デッサン、色彩、立体などを総合的に教える家庭教師もいれば、デッサン、油彩、水彩、アクリル、貼り絵など専門分野に絞った指導者もいます。また、東京芸大や、多摩美大など、大学別に徹底的に指導するタイプの家庭教師もいます。
幼児の場合には、粘土や絵の具、紙に親しみ、美術の楽しさ・創造性を学ばせる場合と、お受験(幼稚園入学)用の指導に分かれているのが普通です。家庭教師によって、その指導方法は全く異なりますので、自分の目的に合った指導者を選ぶことが大切です。体験授業などを行ってもらえるのであれば利用するとよいでしょう。
美術の家庭教師は現役美大生及び、美術教員の資格保持者、あるいは画家などのアルバイトというのが一般的です。指導の場所は、自宅が多いものですが教師側にアトリエなどのスペースがある場合、そちらに通うこともあります。石膏デッサンを必要とする美大受験者などは、自宅での指導では難しい場合もあります。
家庭教師の授業時間帯ですが他の教科より長く、最低2時間くらいからと考えてよいでしょう。しかし、幼児の場合は集中力が持たないため、1時間以内となっているところが多いようです。美術の家庭教師を見つけるには、掲示板や派遣会社を利用することになります。美術の場合、家庭教師というより、『個人指導』または『個人レッスン』という表示の方が多く、また音楽の家庭教師と一緒に記載されていることもあるようです。
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